みなさんこんにちは!
美容室 ZELE 戸越銀座の中村です!
今回はお客様のお悩みで一番相談される事の多い
「髪の広がり」と「髪のパサつき」の原因、そして改善するにはどうしたら良いか?という点についてまとめていきたいと思います!
毎朝ブローやアイロンをしてもすぐにパサパサになって広がってしまう。
どんなシャンプーやトリートメントを試してもうまくいかない・・・。
などなど、髪の広がりやパサつきは永遠のテーマだ。という方も少なくないのではないでしょうか。
まずはこの「髪の広がり」と「髪のパサつき」の原因についてまとめていきましょう。
髪のパサつき・広がりの原因って?大きく分けて3タイプ!
髪がパサついてしまったり、広がってしまう原因は大きく分けて3タイプに分類できます!
では早速それぞれのタイプごとにみていきましょう!
原因その1. 髪の水分バランスの崩れによるパサつき・広がり
まず1つ目の原因が「髪の水分不足」です!
髪の毛は基本的に約11%~15%の水分を含んでいます。
ですが、この髪の中の水分バランスが微妙にでも少なくなってしまうと、お肌と同じようにパサパサの質感になってしまうんです!
髪の中の水分量が10%を下回ると、枝毛や切れ毛、しまいには抜け毛や薄毛の原因にもなってしまいます。
特徴
乾燥しやすいのは主にヘアスタイルの表面から!
髪の表面は太陽の紫外線やエアコンの風など、外的なダメージを一番受けやすい傾向にあります。
表面の髪の毛はパサついているけど、表面をめくった内側の髪はツルツル・・・。
なんて事は良くあるんです!
なのでこの様な「表面が特にパサつく!」という方は、髪の水分不足の可能性が非常に高いです!
原因その2. 髪の毛の痛みによるパサつき・広がり
次に2つ目が「髪の痛みによるパサつき・広がり」です。
髪はキューティクルという鱗状のふたの様なもので包まれています。
このキューティクルは痛めば痛むほど広がりながら剥がれてしまうので、手触りがゴワゴワになっていき、一本一本がぶつかり合って摩擦を生じる事で、髪の引っ掛かりや広がりになってしまいます。
またキューティクルが剥がれてしまう事で、髪の中の成分が流出しやすくなってしまいさらに髪が痛む悪循環を生んでしまうのです。
特徴
髪のダメージが多くなる要因として「カラーやパーマの繰り返し」や、「直射日光を長時間浴びるなどの紫外線ダメージ」、「日常生活でのアイロンのかけすぎ」などが原因になりやすいです。
根本の方は新しく生えてきている髪なので比較的落ち着いていますが、中間部分から毛先にかけて著しくパサついていたりすると、ダメージが原因のパサつきや広がりである可能性がグッと高くなります。
原因その3. クセ毛による髪のパサつき・広がり
そして3つ目が「クセ毛による髪のパサつき・広がり」です。
くせ毛のうねりや動きが重なり合うことで、髪同士の間に空間ができ髪全体が広がってしまうんです。
これは髪にクセがある方はすぐにイメージしやすいと思うのですが、癖が強くなれば強くなる程、ヘアスタイル全体が広がりやすくなり収まりにくくなってしまいます。
髪がうねり収まりにくくなってしまう事で、髪が引っかかり易くなってしまったり髪同士の摩擦が多くなってしまう事でダメージしやすくなる原因になりパサつきの原因にもなるんです。
特徴
クセ毛で広がっている場合は、生えてきた段階で「うねり」が出てきているので、根元のからうねって広がり頭全体が大きく見えたり、「前髪」や「もみ上げ」「襟足」など比較的短かったり細い毛に強めにクセが出やすいのが特徴です。
タイプ別!髪の広がり・パサつきを抑える方法!
ではここからは、それぞれのタイプ別に髪の広がりやパサつきを抑える方法をまとめていきます!
1. 髪の水分不足によるパサつき・広がりを抑える方法
髪の毛の水分不足はキューティクルの剥がれを誘発したり、静電気でのダメージを増やしてしまうので実はとっても深刻です!
髪の水分不足を防ぐにはどのようにすれば良いのでしょうか??
髪専用の化粧水で水分補給をしてあげる
1つめは「髪専用の化粧水で水分補給をする」です!
髪の化粧水・・・?と思う方もいるかと思いますが、お肌と同じように髪にも化粧水があります。
かなりシンプルですがとっても大切なんです!
実は普通の化粧水を髪につけても悪くはありませんが、髪専用の化粧水を使ってあげるのがオススメです!
ヘアケアの考え方で大切なのが、トリートメントは補修と保護。髪の水分補給は化粧水になります。
髪の芯の部分から水分を補給してあげることで髪の艶感や手触りのサラサラ感が健康的に保てるのでオススメです!
使い方としては髪を乾かす前や、朝起きてブローをする前に使うとグッドです!
ZELE戸越銀座では「πwayミスト」というのを使っていて個人的にはそれが一番オススメです!
普通の化粧水に比べて髪への浸透力や水分保持力、あと頭皮や体全体にも使えてコスパもいいのがイチオシの理由です♪
ヘッドスパで水分補給
次に髪への水分補給ほするオススメの方法として欠かせないのが「ヘッドスパ」です!
ヘッドスパは色々なお店によって種類が異なりますが、ここではウォータースパ系のヘッドスパがオススメです!
ウォーター系のヘッドスパだと、髪の中まで水分補給を出来るだけでなく、髪表面のキューティクルを整えて中に入った必要な水分が簡単に外に出ていかない様にしてくれます。
ヘッドスパは「抜け毛予防」や「頭皮のマッサージ」というイメージを持っている方も多いと思いますが、実は髪の毛の水分補給にもすごくいい効果があるんです♪
ちなみに私のお店では先ほど紹介した髪の化粧水「πウォーター」を贅沢に使ってウォータースパをするので髪がとっても潤って汚れも取れるのでオススメです♪
2. 髪の痛みによるパサつき・広がりを抑える方法
髪の痛みが進行していくと、朝ブローをしてもすぐにパサついてしまったり、オイルをつけてもすぐに広がってしまったりと中々うまくいかないですよね。
ですが間違った髪の扱いをすると、実は余計に髪のダメージを深刻化させてしまうんです!
ここでは髪の痛みによるパサつきと広がりをうまく抑える方法をご紹介します。
正しい髪の乾かし方になおす
髪を乾かす際に、みなさん顔に向かった方向で風を当てている事が多いと思うのですがいかがでしょうか??
ドライヤーを持つのに疲れてついつい下から上に向かって風を当てていませんか??
実はこの「顔の方からばかり風を当ててしまう」、「下から上に向かって風を当ててしまう」という2つの乾かし方は髪のダメージや乾燥のし過ぎを誘発してしまう乾かし方なんです!
ついつい顔の方からばかり乾かしてしまうと、顔周りやトップの乾かしやすい場所ばかりが必要以上に乾いてしまい極度の乾燥状態(オーバードライ)になってしまいます。
オーバードライになると、キューティクルが開いてしまいダメージしやすい状態になってしまうのです。
顔周りの産毛だけなぜかチリチリしていたり、色が抜けやすかったりするとこの可能性が高まります。
もうひとつ、下から風を当て続けるのもあまり良くありません。
下から風を当てると、乾きながらキューティクルが逆立ってしまいダメージの原因になってしまいます。
なので髪を乾かす際は出来るだけ上から下に向けて、全体に均等に風が当たる様にしましょう♪
シャンプー・トリートメントでダメージを抑える
これはもう言わずもがなヘアケアの代表的なものですね!
シャンプーやトリートメントには様々な種類があるので、一人一人に合ったものや、その時その時の髪の状態、季節によっても最適なヘアケアは変わってきます。
値段に比例して得られる効果も変わりますが、今の自分の髪の状態に合っていないものだといくら高いトリートメントを使っても意味がありません。
ですので、シャンプーやトリートメントに関しては信頼できる美容師さんに選んでいただいてその髪の状態に合わせた使い方を教えてもらう事をオススメします!
ちなみに僕の勤める美容室ZELE戸越銀座では無料で髪や頭皮のチェックを行えます。
顕微鏡のようなスコープカメラでしっかりと髪や頭皮を診断することで、病院のお薬のようにお客様一人一人にあったヘアケア剤やケア方法をお伝えしています。
近くに住んでいて、診断だけでもしてみたい!なんて方はお気軽にご連絡ください♪
毛髪補修ドライヤーに変えてみる
最近だと髪の毛を補修してくれる高級ドライヤーが増えてきましたね!
実はドライヤーによる髪へのダメージってあなどれない所がありまして、上の方でも説明したようにドライヤーの使い方や「風・熱」の質によって髪はダメージしてしまいます。
ドライヤーって毎日使うものなので、毎日ダメージのレベルが高いと、年間を通しての髪質は大きく変わってきてしまうのです。
このドライヤーも様々な種類があるので、自分のライフスタイルや髪の状態を信頼できる美容師さんに診断してほしいです!
自分に合うドライヤーを使ってあげると、毎日の「髪を乾かす時間」が「ヘアケアの時間」に変わって髪のダメージをケアをしてくれるので「髪の広がりやパサつき」を改善できるオススメのケア方法です♪
3. 髪のクセによる広がり・パサつきを抑える方法
皆さんはご存知でしょうか?
実は日本人の70~80%の方が多かれ少なかれクセ毛だと言われているんです!
クセが部分的にあるだけでも毎日のスタイリングが上手くいかなかったりしますよね。
そんなクセ毛による広がりとパサつきを抑える方法をいくつかご紹介します♪
クセ毛用のシャンプー・トリートメントでクセを抑える!
知らなかった方もいらっしゃるかも知れませんが、クセ毛を抑えてくれるシャンプー・トリートメントが存在します!
ZELE戸越銀座で取り扱っている「ケラスターゼ」から出ている「オレオリラックス・シリーズ」です。
この「シャンプー・トリートメント・オイル」を使ってケアすると、髪に馴染ませてから24時間の間、クセを抑えることができるんです。
朝のブローやセットした髪がうねったり広がったりしなくなるのでクセがあって悩んでる方にはかなり心強いキーアイテムになること間違いなしです!
ただあくまで「クセを抑える」といった効果なので、クセが根本から治るわけではないので、継続的に使ってあげるのが必要です。
なので、髪をダメージさせずにケアしながら手軽にクセをどうにかしたい!という方にはすごく良いと思います!
ストレートアイロンを使ってクセを抑える方法!
髪を痛ませない様にする為には、出来るだけ低温でアイロンを通してあげる必要があります。
目安はだいたい130℃以下で髪の毛をしっかり梳かしてから、優しく髪を引っ張ってアイロンを通しましょう。
この時に髪を引っ張る力と髪を挟む力を強くしすぎない様に注意しましょう!
髪にアイロンを通してやさしく手櫛でまとめます。
最後に髪が冷めてきたら完了の合図になります。
ただ、アイロンでクセの広がりやパサつきを抑えるのにはそれなりのメリット・デメリットがあります。
メリット
・自分の好きなタイミングでできる。
・痛んでいたりしても、ある程度まで綺麗にみせることが出来る。
・簡単
デメリット
・毎日手間がかかってしまう。
・繰り返しアイロンをする事でダメージが蓄積してしまう。
・苦手な人だとなかなか上手くできない。
ストレートアイロンを使うなら高級アイロンにしよう!
ストレートアイロンでクセを伸ばす方法はとても簡単でお手軽です。
ですが毎日繰り返していると、いくら低温で行っていても髪の毛にダメージは蓄積していってしまいます。
なのでストレートアイロンを長期的に使おうと思っている方は是非ハイスペックアイロンをオススメします!
ここも髪の状態やライフスタイルに合わせて選ぶのをオススメします。
いろんな種類のアイロンがありますが私的オススメは2つ!
「ヘアビューロン」
と「Refaビューテックストレートアイロン」ですね!
この2つは髪へのダメージを極限まで減らしてくれるアイロンです。
毎日繰り返し使うなら是非オススメです!
美容室で縮毛矯正をかけてクセによる広がりを抑える!
縮毛矯正とは髪の毛の結合を組み替えて、まっすぐな髪の形に組みかえる美容室でしかできない施術です。
この仕組みを例えるなら「チョコレート」がわかりやすいです!
1→元の形から変えるために一度溶かす。
2→新しい型にいれて冷やす
3→冷えて固まると新しい形に出来上がり!
と、簡単にいうとそんな仕組みになってます。
縮毛矯正をかけるとかなり強制力のあるパーマになるのですごく便利なのですが、メリットもデメリットも大きいです。
メリット
・一度かけるとほぼ取れることがない。
・雨が降ったり、汗をかいてもうねりが出ないので手入れがすごく楽!
・ストレート特有の艶やまとまりが簡単に手に入る
デメリット
・極度に痛んでしまった髪の毛にはかけられない事がある。
・美容室での滞在時間が長くなってしまう。
まとめ
ここまで「髪のパサつきと広がりを抑える方法」についてまとめていきましたがいかがでしたでしょうか??
ただ一番大切なのは髪の状態やライフスタイルを考慮してその時の自分に一番最適なものを選ぶことです。
とはいえ中々自分ではわかりにくいものですよね。
なので自分の髪質や好みや生活習慣を分かってもらえる信頼できる美容師さんに判断してもらうのがいいですよ♪
もし分からないところや気になるところなど、ご相談がありましたらお気軽にお電話かインスタからご連絡ください♪
ではまた!!
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