みなさんこんにちは!
美容室ZELE戸越銀座の中村一成です!
今回はヘアオイルについてです!
最近はヘアオイルを使う方も多いと思います!そこでよくお客様から質問されるのが、
「そもそもヘアオイルを使う必要があるのか?」
「ヘアオイルをどんな風に使ったらいいのか?」
「どのオイルを選べばいいのか?」
という質問をよく頂きます。
そこで今回は正しいヘアオイルの選び方と使い方、そしてそのメリットとデメリットについてまとめていきます!
ヘアオイルを使ったことがない方へ
普段「髪のパサつき」が気になる時に、
髪のケアをしたいけど、お風呂で長時間トリートメントはできないなぁ~・・・。
一番お手軽にできそうなヘアケアから始めてみたい!
簡単にヘアケアもスタイリングしたい!
などなど、オシャレに簡単にケアしたい!という方も多いのではないでしょうか??
そんな時にはヘアオイルはとってもお手軽で簡単にヘアケアもスタイリングもできるのでオススメです!
ですが、簡単そうに思えるヘアオイルも、正しく使わないと逆効果になることもあるんです!
「そんなこと言われたって、あまりヘアオイルの事はよく分からないよ。」
という方へ、まずはヘアオイルの特徴からご説明しますね!
ヘアオイルって?
ヘアオイルとは油が主成分になっているヘアケアアイテムで、使い方も簡単なうえに様々な髪に良い効果があります。
持っていない方は1つ持っておくとすごく便利なのでお勧めです!
ヘアオイルの特徴① 髪の毛の艶を出してくれる
これはもう言わずと知れたヘアオイルの特徴でしょうか。
髪にオイル成分が付くことで髪のキューティクルを均一にまとめて艶を出してくれます。
髪の表面をコーティングする形になるのでしっとりとまとまり易く髪の質感を整えてくれます。
ヘアオイルの特徴② 髪の乾燥を防いでくれる
髪がダメージする大きな原因である「乾燥」!髪の毛がパサパサだとどんなヘアスタイルも可愛く素敵には見えないですよね。
ヘアオイルは髪の表面をコーティングしてくれるので、髪の内側にある水分が外へ逃げないように守り、潤いを保ってくれるんです。
ヘアオイルの特徴③ 髪の摩擦を軽減してくれる
髪は平均10万本生えていると言われています。
その髪同士がぶつかり擦れあうことで髪のキューティクルには継続的にダメージが蓄積してしまうのです。
ヘアオイルを使う事で、髪1本1本の間にオイルの壁ができ髪の摩擦を軽減してくれるので使い続けることで髪の健康を維持できます。
ヘアオイルの特徴④ 髪に香りをつけてくれる
朝でかける前や、夜の就寝前など、髪からやさしい香りがすると気分が高まったり、やすらかになったりしますよね!
自分の好みに合わせて髪の香を選べるのもヘアオイルの良い所です♪
ヘアオイルの特徴⑤ 静電気によるダメージを防いでくれる
乾燥する季節、髪の毛が静電気で「ぱちぱちっ!!」っとした事はありませんか??
髪の毛に起こる静電気の強さは3000ボルトにもなるそうで、機械が浴びると一瞬で壊れてしまうレベルです。
一瞬とはいえ、髪に静電気が起こると局所的に大きなダメージを受けているんです。
ヘアオイルをつけると摩擦による静電気も、乾燥による静電気も、髪をしっかりコーティングしてくれることで防いでくれます。
種類や商品によって特徴は異なりますが、髪の痛みや乾燥が気になる方にはお勧めのヘアケアアイテムです。
ちなみにヘアオイルは昔から行われていた髪の毛のケア方法で、
次代をさかのぼると古代エジプト時代から「髪にオイルをつける」という習慣はあったそうです!
ヘアオイルの正しい付け方・付ける量は??
ヘアオイルで失敗する方の多くが、
「オイルをつけたらベタベタになっちゃった・・・。」
「オイルをつけたのにパサつきが収まらない。」
「効果を感じない・・・。」
と、このようにヘアオイルの付け方・使う量が自分の髪質にあっていない。
ということが原因になっています。
ここではヘアオイルのヘアオイルの付け方と付ける量の目安をチェックしていきましょう!
ヘアオイルの付ける量の目安は??
付ける量の目安は、
〇ショート・ボブだと1~2滴、または1プッシュ程度。
〇ミディアムだと3~4滴、または2~3プッシュ程度。
〇ロングヘアだと4~5滴、または4~5プッシュ程度。
オイルの種類にもよって異なりますが、基本的には商品のパッケージに書いてある使用量を目安に使ってください。
付け過ぎちゃうとベタベタになってしまうので気をつけましょう。
ヘアオイルの付け方は??
自分の髪の長さや量に対して、正しい量を出せたら今度は付け方です!
① 手の上に適量のヘアオイルをたらす。
② 両手を使って手のひら全体に馴染ませる。
(この時、手のひらよりも指の間にしっかりとオイルを付けていきましょう。)
③ 髪の内側から全体に薄くのばすようにつけていく。
(髪の中間~毛先に向かって、一か所に付き過ぎないようにするのが◎)
④ 全体に薄く伸びたら軽く揉みこんで出来上がりです!
ヘアオイルの正しい使い方
ヘアオイルは様々な使い方ができる万能なヘアケアアイテムです。
そんなヘアオイルを使うシーン別に正しい方法をまとめていきます。
ドライヤーで髪を乾かす前につかう
ヘアオイルをもっていたら、必ずやって欲しいことの1つです!
「ドライヤーで髪を乾かす」という行為は髪に「熱と風」を当て続けるという事。
実はとっても大きな負担になるんです・・・。
髪を乾かす前にヘアオイルをつけて乾かす事で、このドライヤーの熱風ダメージを軽減し、摩擦やオーバードライを防いでくれます!
乾かした後の指どおりや、日々の髪質が良くなるので是非試してみてください♪
ヘアセットやスタイリングで使う
ヘアオイルは髪をケアするだけでなく、ヘアセットやスタイリング剤としておしゃれに使う事も出来ます!
【束感を活かしたトリートメントショートヘア】
ショートスタイルでも重めのオイルを少し手に取って、毛先に少しずつつまむようにして付けてあげればワックスを付けたような動きと艶感のある簡単に出来上がり♪
【艶やかにまとめたストレートヘア】
ヘアー全体になじませてコームやブラシなどを使って軽くとかしてあげればカンタンに出来上がり♪
【パーマを活かしてセミウェットに】
オイルを少し多めにとってパーマのかかった毛先にクシュクシュっと揉みこめば簡単にお洒落な動きの出来上がりです♪
アイロンやコテを使った後の乾燥を防ぐ
ヘアアイロンやコテを使った後はどうしても髪の乾燥が早まってしまいます。
熱によるダメージもあるので毎日使っていると余計にパサパサに・・・。
アイロンなど熱が加わった髪はとてもデリケートになります。
なのでヘアアイロンやコテを使った後はトリートメントやヘアオイルをつかって潤いが逃げない様にしっかりと包み込んであげましょう!
ちなみにアイロンの前はクリームタイプ、使った後はオイルタイプを使ってあげるとより効果的です♪
ヘアオイルの種類
ヘアオイルには様々な種類や商品があって選ぶのが大変ですよね。
ここではヘアオイルの特徴に合わせた種類をざっくりと中村流で分類していきます!
艶感を重視したヘアオイル
このタイプのヘアオイルは一般的に市販されているものが多い印象ですね!
だいたいヘアオイルには3種類に分けられるんですが、
〇 動物性オイル
〇 植物性オイル
〇 石油系オイル
この中の「動物性」と「石油系」が多いです。
髪の「艶感」「まとまり感」をアップさせるのに重点を置いたもので、軽く付けるだけで一気にツヤツヤになるのでお出かけ前などはオススメですね♪
ただ割と重たい質感になりやすいので、どれを選ぶのか?どのくらい使うのか?がとっても大切です!
メリット
・軽く付けただけで長時間うるおいや艶をキープしやすい。
・しっとりしてる事が多いので髪がまとまりやすい。
・パーティなどの華やかな場にはピッタリ。
・市販されていて安価で購入しやすい。
デメリット
・重たい質感なので毛の細い方には使いづらい。
・油分が残ると酸化してしまって油臭くなりやすい
・その場しのぎのヘアケアなので使い続けて髪が良くなっていく事は少ない。
髪の補修をしてくれるヘアオイル
ヘアオイルは基本的に「補修効果」は高くないんですが、
そんなヘアオイルの中でも稀に髪を補修してくれる効果のあるものがあります。
美容室で取り扱っている少し高価なヘアオイルに多いイメージです。
髪の質感を良くしながら髪の補修もしてくれる一石二鳥なオイルで一番オススメなタイプです!
メリット
・髪の質感を良くするだけではなく、補修も一緒にできる。
・髪の状態に合わせたタイプが複数ある。
・香りもこだわったものが多い。
・使い続けることで髪の質感が良くなっていきやすい。
デメリット
・価格帯が市販のものに比べ少し高くなる
・サロンやネットやネットじゃないと買えないものがおおい。
カラーヘアを綺麗に保つヘアオイル
この辺になるとちょっと特殊ですよね!
カラーの退色を防いでくれたりカラーしたてのデリケートな髪の状態を整えてくれる効果のあるヘアオイルです。
ヘアカラーにこだわりのある方や、すぐに色抜けが気になる方にはすごくお勧めです!
メリット
・ヘアカラーをしている方には全般的に良い!
・色の退色を防いでくれる。
・色の発色も良く見せてくれる。
・色がキレイに整うので艶がでやすい。
デメリット
・こちらもサロンでしか売っていない事がおおい。
・市販のオイルより少し高い
・種類が少なく探しずらい。
(探すときは信頼している美容師さんに聞くのがオススメです!)
オーガニックで頭皮ケアも出来るヘアオイル
オーガニックのオイルは最近すごく色んな所で見かけますよね。
このタイプのヘアオイルの一番の特徴はずばり!
頭皮に使えるものがすごく多い!
というトコロ!
頭皮につけると毛穴の角質を柔らかくして洗いやすくしてくれる効果があるものも!
アルガンオイルやモロッカンオイルなどを使っているのが人気ですが、全身に使えるのもすごくいいですよね!
髪に対してはどんな違いがあるの?というと、
濃度が濃いものが多いので、重めの質感作りやロングヘアの方にも少ない量でしっとりまとめ上げてくれます。
補修力は・・・というと、正直ちゃんと補修できるものはあまり見かけないですねぇ~
ただ、保湿力やコーティング力は高いので、
・あまり髪が痛んでいない。
・オーガニックの香りが好き。
・頭皮も一緒にケアしたい!
という方にはオススメです♪
メリット
・ツヤ感がでやすい
・オーガニック特有の香りが良い
・100%オーガニックだと全身に使える!
・頭皮につけることもできる。
デメリット
・価格帯の差が大きく、オーガニックでもあまり効果がないものも・・・。
・植物かぶれする方には合いにくい。
・時間が経つと油臭くなりやすい。
髪のクセを抑えてくれるヘアオイル
クセ毛の発生を抑えてくれるヘアオイルといえば「ケラスターゼ」のオイルが有名ですよね!
このタイプのヘアオイルは「クセやうねり」の原因になる部分をオイル成分でケアして付けた後、髪のクセやうねりが出ない様にしてくれるクセ毛に特化したオイルトリートメントです。
ぼく自身、お客様に何年も使ってるオイルなんですが、すごく効果がいいです。
ただ、「オイルが付いている間」限定の効果になるので、お風呂に入ったりするとその効果はなくなってしまいます。
まるでシンデレラの魔法みたいですね。
なので、朝・晩 オイルを付けて乾かしてあげるのがオススメです!
・髪のクセが気になる方
・髪の広がりが収まらない方
・さらっとした質感でいたい方
にはうってつけのヘアオイルです♪
メリット
・つけるとクセが収まる
・髪の広がりや膨らみも収まる
・補修もできる
・さらっとしてる
デメリット
・つけてる間しか効果がない
・かなり商品のバリエーションが少ない。
・特定の美容室かネットでしか購入できない。
まとめ
みなさんいかがでしたか??
今回はヘアオイルの基礎についてまとめました。
ヘアオイルは付け方も、使い方も簡単にできるのでオススメのヘアケアアイテムです!
ぜひ毎日のヘアケアに取り入れてみてください♪
いろいろと書きましたが、自分の髪質やコンディションに合わせたものを選ぶのって難しいですよね。
一番はやはり信頼できる美容師さんに選んでもらうのが良いと思います!
僕で良かったらいつでもご相談にお答えしますので、ご気軽にツイッターやインスタからご連絡ください♪
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