【美容師が教える】白髪染めの頻度の正解は?頻度を減らすことはできる?

白髪

白髪染めをする頻度ってどのくらいが正解なの?

白髪染めの頻度を減らす方法はないの?

 

今回はこのような疑問に白髪ケア美容師がお答えします。

 

この記事で分かること
  • 白髪染めの頻度は早すぎても良くない!
  • 白髪の比率はあまり関係ない。
  • 理想の白髪染めの頻度は3週間〜1ヶ月半くらい。
  • 美容室と自宅での白髪染めの違いは髪へのダメージと染まりムラ。
  • 白髪染めの頻度を減らす方法はある!

 

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東京・戸越銀座で美容師をしている中村一成です。

今回は、白髪染めの正しい頻度について美容師目線で解説していきます!

それと共に、白髪染めの頻度を出来るだけ少なくしたい!!そんな方に向けた解決策も解説していきます!

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白髪染めの頻度は3週間から1ヶ月半がベスト

白髪ケア美容師として、染めをする理想的な頻度は3週間~1ヶ月半だと考えています。

その理由は、2つあります!

頭皮のターンオーバーを待つ必要があるから

ひとつは、頭皮・肌のターンオーバーが約3週間~1ヶ月半で行われるためです。

年齢や個人によって肌の再生スピードは違いますが、平均的に約3週間~1ヶ月半で肌は生まれ変わります。

ターンオーバーが行われると、古い皮膚は剥がれ落ち、新しい皮膚がしっかり万全な状態で表面に出てくるんです。

しかし、このターンオーバーが行われる前にカラーを繰り返してしまうと同じ皮膚に過度なダメージが蓄積してしまうのであまりお勧めできません。

1回2回のカラーではそれほど影響を感じないかもしれませんが、白髪染めとなると、それを1年・5年・10年と続けていく事になりますので、出来るだけ頭皮を労わるペースで白髪と付き合っていくのがおすすめです。

 

1ヶ月半以上は白髪が目立ちすぎてしまう

2つ目は、1か月半以上経つと白髪がかなり目立つようになってしまうからです。

髪の毛は1カ月で平均約1cm伸びます。1ヶ月半だと1,5センチ。

それが分け目やつむじだと倍の幅に見えてしまうので約3センチ以上白髪が伸びているように見えてしまいます。

白髪を活かすようなヘアデザインにしていたり、ありのままの白髪でグレイヘアにしている人は良いですが、

白髪染めを普通にしている方の場合、1か月半以上はかなり白髪が目立ってしまうので、3週間~1ヶ月半のうちにリタッチしてあげるのがおすすめです。

 

白髪染めの頻度2週間は早すぎる!

白髪が気になるから2週間に1回、白髪染めしています。

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基本的に3週間より早い頻度での白髪染めはおすすめしていません。

なぜかと言うと、先ほども説明した「頭皮のターンオーバー」が原因です。

カラーをすると少なからず頭皮への刺激が伴い、デリケートな状態になります。

前回のカラーで弱った頭皮がまだある状態なのに、カラーを繰り返してしまうと頭皮に負担がかかり過ぎてしまうんです。

1回や2回、頻繁にカラーをする(ハイトーンカラーなど)位なら平気な人も多いですが、白髪染めは数ヶ月~何年も継続して行う事が多いですよね。

「頭皮がデリケートな状態なのにカラーを繰り返す」という状態を何年も続けるのは、美容師としてもお勧めできません。

なので、頭皮がターンオーバーを終え健康的な頭皮に整うまでカラーはできるだけ地肌に付けない様にしましょう。

最低でも3週間はあけてから、カラーしてあげるのがおすすめです。

 

白髪の比率は気にし過ぎなくて良い

白髪の生えている比率に合わせて白髪染めをする頻度を変えた方が良いのかな??

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白髪が生えている比率はあまり関係ありません。

それはなぜかと言うと、白髪は頭全体に均等に生えてくる訳では無いからです。

もっと言うと、人それぞれ白髪の増え方や白髪の多い場所・少ない場所も違うので、白髪の比率によって染める頻度は決めなくて良いと思います。

それよりも大切なのは、どれだけ地肌や髪を労わりながら美しさを保てるか。

自分に合った白髪との向き合い方を見つけましょう。

 

美容室のカラーと市販カラーの違いは?

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市販カラーと美容室カラーの大きな違いは2つ

オーダーメイドで作る薬剤か、そうじゃないかです。

市販のカラーと美容室でのカラーの違いを簡単に解説していきます。

 

一番いいのは美容室での白髪染め

美容室での白髪染め・ヘアカラーはその人の髪や頭皮の状態に合わせて薬剤をオーダーメイドで調合していきます。

その為、ダメージや頭皮への刺激なども最小限に抑え薬剤自体の品質も良いのが特徴です。

さらに言えば、薬の塗り方や放置時間なども、髪や頭皮の状態に合わせて施術できるので、「顔周りは濃く塗るけど、毛の柔らかい部分は薄く」とか「頭頂部はこのくらいの時間で、襟足は長く時間をおこう」など様々な技術で髪質や染まり方の特徴を活かして最良のヘアカラーをしていく事が出来ます。

 

セルフカラーは痛みすぎる

市販のセルフカラーは「誰でも簡単に染めれる」ように設計されているので、カラー剤自体のパワーがかなり強くなっているのが特徴的です。

安価で使いやすい反面、髪や頭皮へのダメージが強くなりやすく、薬の反応が雑な事が多いです。

毛先は濃く色が入るけど、中間部分は色が薄い、根元が明るくなり過ぎている。など、色ムラが起こりやすいのも特徴として言えるでしょう。

 

正直、セルフカラーは髪が痛み過ぎるのと、色ムラになる部分が最大のデメリットですね。

 

自宅で染めるならカラートリートメントがおすすめ

それでも美容室に行く時間や費用がない方は、白髪染めトリートメントがおすすめです。

白髪染めトリートメントだと、一発で髪が染まることはないのですが、トリートメントでケアしながら白髪に色素を足していけるのでおすすめです。

白髪染めトリートメントについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

白髪染めの頻度を減らすおすすめの方法

白髪染めの正しい頻度は分かったけど、白髪染めの頻度を減らしていくことは出来ないのかな?

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ここでは美容師が考える、白髪染めの頻度を抑える方法をいくつかまとめていきます。

 

白髪を黒髪に戻す・治す

1つ目は白髪を黒髪に戻していく、『白髪ケア』をご紹介します。

そんな事出来るの?!と驚く方も多いですが、近年の研究でいくつか白髪を根本から黒髪に戻していく・治していく白髪ケアが注目されています。

白髪が黒髪に戻ってくれたら、白髪染めの頻度は必然的に少なく出来ますよね!

白髪とはそもそもメラニンという黒い色素細胞が不足してしまう事が原因。

地肌を効果的な成分でケアする事で、白髪を黒く戻す事が出来るんです。

『白髪ケア』について詳しくはこちらの記事で解説しています。

白髪染めシャンプーを使う

次に、白髪染めシャンプーもおすすめです。

シャンプーの中に黒い色素が配合されているので洗うたびに少しずつ白髪が染まっていきます。

これだとダメージも少なく、美容室で染めた後も自宅で気軽にケアできるので、白髪染めの頻度を少なくするのにおすすめです。

白髪染めシャンプーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

白髪染めトリートメントを使う

髪をケアしながら色付けていける「白髪染めトリートメント」もおすすめです!

その名の通りトリートメントなので、髪の毛をケア(補修)しながら白髪に理想の色を着色していく事ができます。

美容室でカラーした後、次に染めに行くまでの期間使うと効果的です♪

『白髪染めトリートメント』についてはこちらの記事で解説しています。

白髪を活かしたヘアデザインにする

ハイライト

あえて「白髪を活かす」のも非常におすすめです。

白くなって見える部分を『白髪ぼかしハイライト』などで目立たないようにしつつ、オシャレなハイライトデザインにしてしまうのも良いですよ♪

ハイライト自体が明るいカラーになるので、白髪が伸びて来てもデザインの一部に見えて、白髪が伸びているようには見えづらいのが特徴的です♪

「白髪活かしハイライト」こちらの記事で解説しています。

全体を明るいカラーにして白髪を目立たせない

全体を明るめのヘアカラーに染めて白髪が生えて来ても目立ちにくいようにするのもおすすめです♪

少し明るめのカラーでオシャレを楽しみつつ、白髪が生えて来ても明るい髪の中に紛れて目立ちにくいのが特徴です!

おすすめは10トーン以上の明るいカラーデザインにしてあげると白髪が目立ちにくくなりますよ♪

白髪染めの明るいヘアカラーについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

グレイヘア―にする

あえて「白髪染めをしない」というのも選択肢の1つです。

ありのままの白髪を活かしてそのままの自分の髪の毛で、自分らしくいる。というのもとても良いと思います。

最近はこの「グレイヘアー」にされる方もずいぶんと増えて来ました。

ただ難しいのは、グレイヘアーに移行するまでの期間です。

ただただ伸ばして切れば良いのですが、それだと見窄らしい髪型でいる期間が生まれてしまいます。

綺麗にオシャレに「グレイヘアーに移行」する事が大切です。

グレイヘアーへの移行期間や詳しい特徴はこちらの記事で解説しています。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「白髪染めの正しい頻度」について解説していきました。

白髪染めの頻度を減らし少なくしていく方法も参考になったのではないでしょうか。

この記事が皆さんのお役に少しでも立てれば幸いです。

 

今日はここまで!!

 

ではまた。

 

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東京・銀座の現役美容師。このサイトの運営者です。
少しでもお客様や髪のことに悩んでる方の力になれたらと思いつくりました。
「本当に似合う髪型づくり」と「美髪のためのヘアケア」が好きでまとめています。
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